アトピーを治す話 ストレス編
飛鳥旬です。
昼食後、近くの川べりで咲いている花見に。
今日の奈良県はくもり。肌寒い天気でした。
それでも、お弁当持参の家族やカップル達は皆さん、桜の木の下で楽しそう。
一方、フォロワーさんの情報によると、今日の東京は大雪だったそうな。
暖かくなったと思ったら急に冷え込んで。ここのところ、この繰り返しですね。
で、週間天気予報によると、週明けの天気は夏日の予想とか。
三寒四温とは言うものの、これじゃ体調管理も大変。
さてさて、今回のテーマは「ストレス」です。
アトピーに限らず、いわゆる「慢性的」な煩わしい疾患を治す場合、結局、着眼点は「食生活」「運動」「ストレス」。この3つに集約されてしまう。と私は思います。
薬とかサプリメントとか、そりゃ方便的なモノはあります。
でも、少し違った視点で「慢性疾患」を俯瞰すると、それは「今の生き方そのものに改善の余地あり」と解釈することもできます。言い換えると、それは「もう少し違った価値観で生きてみては?」との誘いかもしれません。
少なくとも、私の場合はそうでした。
きっかけは、やはりアトピー。
30歳の時、爆発的に悪化したアトピーにより感染症を併発。
全く身動きが取れず、緊急入院を余儀なくされた時の病院での出来事です。
ベッドから天井を見上げていると、ココに至る過去の経緯とかこれから先の不安から、今にも押し潰されそうな感覚に陥りました。(栄転がパーになった時の話です)
怒り、不安、後悔、恐怖、憤り、悲しみ・・・
頭の中はグチャグチャ。
で、口の中は渇くは、脈は速くなるは、夜は眠れないは・・・。
「オレがこんなに苦しいのに、どうして皆、普通に生きているんだよ?!」
不安で押し潰されそうになると、突然「ギャー!」って叫びたくなる。
私は服用しませんでしたが、多分、睡眠薬とか精神安定剤なんて薬はあーゆう時に効果的なんでしょうね。
で、当時の私がやったこと。
これが今でも私の「ストレス対処法」と言うか、とにかく、この時の体験がベースになって、今はそれほどストレスを感じることなく生きています。
では、その当時、私のやったことを紹介します。
その前に「ストレス対処法」に関しては人それぞれなので、私のやり方が必ずしもベストとは思っていません。特に私の「ストレス対処法」は「それってそもそも対処法なの?」って思われるかもしれませんので、そのつもりで読んでください。
で、私が当時、入院先の病院のベッドでやったこと。
それは「考えない」。
たったこれだけですが、私はこれで発狂する一歩手前から正気を取り戻しました。
補足します。
「考えない」と言うのは、考えても仕方のない思考と距離を置くと言う意味です。
それは過ぎ去った過去の嫌な記憶とか、まだ来てもいない将来の不安を先取りするとか、要するにその類の思考を停止させることに集中した。
具体的に言うと、
「あの時こうしておけば・・」と言う思考がくると(必ずきます)、それに気付いて、その思考を手放す。しばらくすると、また同じような思考が湧くので、また手放す。
とにかくこの繰り返し。
で、その思考がやってきた時に気付けないと、その思考を起点に延々と負の思考に引っ張り続けられてしまう。(後々、そのことにも気付く)。
大体、こんな感じです。
念のため、これはいわゆる「プラス思考」とは違いますからね。
あのですね・・・
ちょっと言いづらいのですが、実は思考って、それがプラスであれでマイナスあれ、どっちにしても疲れると言うか、不要なエネルギーを食うんですよね~。
躁うつ病。
極端に気持ちが落ち込んで調子が良くないのは辛いですが、逆に極端にハイテンションになるような喜び方にも問題がある気がします。
なので、私は「真ん中」を行く。ことにしています。
で、ストレスに話を戻すと、
大雑把な言い方ですが、私はこんな風に思うんです。
生きている限り、いろんな人、いろんな出来事に出くわします。
その中で起こって欲しいことは起こらず、起こってほしくない事の方が多く起こる。
生きている以上、これが一生続く訳です。これが避けられない現実。
で、「これだと心の休まる暇がない!」と思う訳ですが・・・
でも、私が思うに、対処法ってあるんですね。
このような現実に対して、このような現実を踏まえた上で、それでも対処法はある。
それは、
考えない。
いちいち、過剰に反応しない。
すべての物事に対して、「そういうものなんだー」と肯定する。
これです。
事実、私の場合、栄転の話が消えたとて、それで一巻の終わりなんてことにはならない訳で、まあそーゆうことは人生には付きものなんですね。
「彼女と結婚できないくらいなら、死んだ方がマシだ!」
「彼と一緒になれないなら、生きている価値なんてないわ!」
そんな風に思っている恋愛中の皆さん。
多分、私の話は伝わらないかもしれませんね。
でも、「まあ、そんな風に思うおじさんもいる」程度には思い出して下さいね。
で、アトピーの人。
痒みとあなたは別物ですよ~。
栄転と私が別物のようにね。