飛鳥旬のブログ

自分のアトピーは自分で治そう!

アトピーを治す話 運動編

f:id:asuka-atopi:20200321181530j:plain

近くの公園

アトピーを治す話の続き。第八弾。

さて、今回は「運動」のお話です。

もう薄々お気付きの方もおられるかと思いますが、アトピー等のアレルギーを始め、いわゆる慢性病と呼ばれる疾患を治す場合、結局の所、私は次の3つに集約されると考えています。

で、その3つとは

①食生活
②運動
③ストレス

なのですが、これら3つのバランスが崩れたままだと、アトピーはなかなか治んない。

最悪なのは3つとも全部抱え込んでいるケースですが、その反面、②の「運動」は意外と盲点になるケースがあります。

今回はそんな「運動」の盲点を紹介します。

30代半ばのAさん(女性)は小学校低学年の時にアトピーと診断されました。
その後、アトピーは良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、高校を卒業する頃には「治った!」と思えるほど良くなりました。

ところが、

就職を機にアトピーが再発。
それまで顔だけだった症状も全身に拡大。と同時に身体の調子も悪くなり、週末は自宅でゴロゴロ寝て過ごす日々が多くなりました。

「このままでいけない!」

そう思ったAさんは一念発起。
食生活を根底から見直すことにしました。
それまで大好きだったケーキ類やお菓子等、甘いモノを止めてベジタリアンに。

結果、体重は激減、それまで50キロ前半だった体重が一気に30キロ台後半に。
その後、食事をマクロビに切り換えるも、体重は40キロ前半周辺をウロウロ。

相談を受け、私がAさんにお逢いしたのはそんな時でした。

「不健康・・・」

これが、最初に彼女を観た時の私の印象でした。
なにかアトピー以外の事で「病んでるのかな?」とも思いました。

結局、いろいろな話をお聞きする中で、アトピーであること、アトピーそのものが彼女の一番大きな悩みであることも理解できたのですが、その分、アトピーを治したいという想いも強烈で、その想いの強さが返ってストレスになっているように私には感じました。

ある意味、彼女は「食事」だけで、アトピーを乗り越えようとしていた節がありました。

確かに食事、いや厳密に言えば「食生活」はアトピーを治す上で重要です。
もう少し言えば、まず「食生活」を根底から見直して「胃腸の健全化」を図らない限り、アトピーを根本的に治すのは難しい気さえします。

それでも、普通の人の体重が一気に10キロ以上も減るような食生活は、ことアトピーに関する限り必要ないし、むしろそこには危険な臭いがプンプンします。

で、話を戻して、彼女の話をお聞きしていて気付いたこと。

それは・・・

「全然運動してへんやん!」
「それ、一日中、ほどんど身体動かしてないやん!」
「買い物、毎回毎回クルマかい?」

でした。

仕事柄、自宅でのデスクワークが中心なのは分かる。

でもね・・・

アトピーを治すにも、最低限の基礎代謝ってのは必要な訳で。
で、私が彼女にお奨めしたのはウオーキング。つまり散歩ですね。
そして、できるだけ太陽の光をしっかり浴びること。

女性にとっては紫外線対策とかいろいろあると思いますが、そこはしっかりやった上で、身体を動かすってやっぱり大事です。

だって、下半身が委縮すると熱を産出できないので体温も上がらない。
そうなると、免疫力だってどんどん落ちますから。治るモノも治んない。

と言う訳で、

アトピーを治す上で「食生活」は大事です。
でも、その「食生活」の努力を活かすには、併せて「運動」も忘れないように。

運動・・・
雨の日はどうする?

私のお奨めは、シャドーボクシング
これに蹴りをプラスして3分1ランド。1分のインターバルを入れて3ラウンド。
男性なら、これだけで十分

女性の場合は、軍隊行進がお奨め。

これは同じ場所で、手足を大きく振って歩く(まね)。
3分やって1分休む。これを3回。

これなら、一畳分のスペースがあればできますからね。
で、私の直接体験からすると、これだけで基礎代謝は大丈夫。

逆に、通勤・通学とかで30分以上歩いている人は気にしなくていいですよ。

さて、次回は「ストレス」の話。

コレ、難しいようで、実はやることは超簡単。
基本は「呼吸」。次回はそんな話をします。