アトピーを治す話 食生活編
アトピーを治す話の続き。第七弾。
さて、今回は食生活の話をします。
アトピーを治す場合、私が思うに大まかに3つの着目点があります。
その3つ。具体的には食生活、運動、ストレス。
で、一番ウエイトが大きいのは食生活。
実際、子供のアトピーなら、日々の食生活を徹底的に見直すだけで消えてしまいます。ちなみに子供のアトピーと言うのは大体、小学生までです。
大人のアトピーとなると、これにストレスや運動不足が絡んで少し話はややこしくなるのですが、それでも毎日の食生活を見直すだけで、大半のアトピーは良くなります。
ではアトピーを治すに際して、どんな点に注意すれば良いのか?
私の経験からすると、
①甘いモノを控える。
②辛いモノを控える。
③乳製品を控える。
④加工食品(インスタント&レトルト類)を避ける。
⑤小麦食ではなくご飯(お米)を主食にする。
こんな感じ。
で、なぜこうなるかと言うと、
①&③の甘いモノ&乳製品は、お腹が緩くなって消化の働きが悪くなるから。
②の辛いモノは、必要以上に血行が良くなり痒みを誘発するから。
④加工食品は未消化タンパク質を産み、アレルゲンとなってしまうから。
⑤グルテンは消化が大変!全然胃腸に優しくなーい。
と言った感じ。
要するに、アトピーの時は消化器官が疲弊して便通が悪くなっているので、まずこれを改善する必要があるのですね。
アトピーって熱とか咳が出るわけではないので気付きにくいですが、消化器官はかなり機能が低下している。そう思って対処する方がよいです。
なので風邪を引いた時のように、最初はお粥からスタート。なんてのもアリかと。
で、よくある誤解(間違い)がヨーグルト。
「間違い」と言うのは少し言い過ぎかもしれませんが、私の場合、ヨーグルトでお腹の調子が良くなることは殆どなかったです。
と言うか、ヨーグルトに限らず、アトピーの時は乳製品は避けておいた方が無難な気がします。それより納豆とか味噌汁、大豆の発酵食品の方が間違いなく効果的。
それから、加工食品の類。
例えばインスタント食品とかレトルト食品とか、とにかく工場で加工されたもの。
少なくとも、これらの類はアトピーがしっかり治ってからですね。
この点は、「鮮度」を基準にしておけば間違いないように思います。
食品、つまり口の中に入るモノは可能な限り鮮度の高いモノを選び、長期保存が必要な場合は発酵させたり干物にされたものを選ぶ。
アトピーを治す場合、この昔からの先人の知恵は確実に効きますよ。
特に子供のアトピーの場合、
ジュースとか炭酸飲料なんかで、お腹を大きくしないことです。
大人の場合でも、アトピーの時は甘い飲み物系は止めておいた方がいいです。
基本、飲み物は「お茶」と「水」。これだけ。
ビールとかコーヒーとか。
そう言う嗜好品は、アトピーがしっかり治ってからにした方がいい。
飲むならせいぜい紅茶です。
だって、アトピーって病気ですからね。
しかも立派な慢性病。正直、そんなモン飲んでる場合ちゃうよ。って話。
で、ご飯(お米)を軸に味噌汁、漬物。
これ、私に言わせればアトピーを治すための「三種の神器」みたいなもの。
これをベースにして、後はあまり神経質にならなくても大丈夫。
「お腹減った!」と感じてから、ゆっくり噛んで食べる。
そして、腹八分でお箸を置く。
逆に、お腹が減ってもいないのに「時間が来たから食べる」と言うのはよくない。
そして満腹になるまでお箸を置かない。これも良くない。
こういう食べ方だと、いつまで経っても便通が整わずアトピーは良くならない。
と、エラそうなことを書きましたが、こんな当たり前のことが判らず、何十件と医療機関を駆け回り、「アトピーを治せる医者はいないのか?」と探していた当時の私。
結局、アトピーを治すのに秘策とか裏ワザなんてモノはないんですよ。
時間は掛るかもしれないけど、当たり前のことを当たり前に愚直に淡々と続ける。
結局、これが一番確実で早い。
ではでは。
次回は、運動の話をします。
運動。これも結局の所バランスの問題なんですけど、マクロビとか菜食主義とか、とにかく真面目な人ほど、ストイックで熱心な人ほど陥りやすい盲点だったりしますね。
女性の人、読んでくださいね。