アトピーから学んだ私の感染症対策
新型コロナウイルスが猛威を振るっている。
東京都では5日、新たに143名が感染。
昨日の118人に続き2日連続の100人越えとなり、1日の感染者数としては最多を更新。国の緊急事態宣言も現実味を帯びてきた。
さて、この新型コロナウイルス。
対策や予防法に関しては既に「手洗い」や「うがい」等、具体的な方法があちこちで紹介されていますね。「濃厚接触」なんて少し分かりにくいものもありますが、それはさておき、今回は私自身の感染症予防に付いて記します。
ちなみに、
感染症と言えば、私がこっ酷い目に遇ったのが「黄色ブドウ球菌」。
この「黄色ブドウ球菌」、アトピーの方はご存知の方も多いと思いますが、過去、国内でも死亡例が確認されています。
患者が自ら掻き壊した皮膚から菌が侵入。その後、心臓の弁膜に付着して心肺停止。実は私もこの菌に感染した後、緊急入院した経緯があります。
それは、ある民間療法を信じて「脱ステ」を決行した約1か月後の出来事でした。
高熱を発して全く身動きが取れなくなったのです。ホント、自力でトイレにも行けない。ところが、当時の民間療法はメチャクチャ。
「それはステロイドの悪い毒が出ている証拠!」
「ステロイドの悪い毒が出尽くしたら治る!一緒に頑張ろう!」
って。
いや、いや。
この体験、今はもう昔話のホルダに収納済みすが、コレ、まともに信じてたら「今頃どーなってた?」って思うし、少なくとも「一緒に頑張ろう!」はありえない。
それからもうひとつ。
こちらもアトピーの方ならよく耳にする「ヘルペス」。
この「ヘルペス」はアトピーが治った後でも数回発症したことがあって、私の場合、症状としては口の周りにプツプツと赤い斑点ができる。
放っておいても治るのですが、長引くと完全に消えるまで2週間位掛る時もある。
一方、短い時だと2.3日で見事に消えるのですが、さてさて、この違い。何だと思います?
実はですね・・・
熱が出て寝込んでしまった時の方が、ヘルペスは治りが早い。。
パーッと38度近く熱が出て、思いっきり汗が出て、熱が下がるとヘルペスも消えている。そんな感じ。
一方、熱は微熱程度ながら、ダラダラと体がだるい状態が続く。
一応食欲はある、で、仕事を休むほどではない。けど集中力がなくボーっとする。
こんな状態が続くとヘルペスはそのまま。一向に消えない。
で、私の経験からすると、これはアトピーも同じ。
そもそも、アトピーは高熱とは共存できない!(キッパリ)
実際、2・3日も高熱が続くと、アトピーは一時的に消えます。
高熱で体中から汗が出ているその瞬間、同時に痒くて辛抱できない。なんてことにはならない。ですね?(思い出して)
つまり高熱を発して発汗作用がピークの時と言うのは、免疫力が総動員して人体を危機から救おうとしている最中なので、普段、免疫力低下が原因のアトピーも一時的に消えてしまうのですね。(その後は元に戻りますけど・・)
では、どうすればよいのか?
新型コロナウイルスと黄色ブドウ球菌&ヘルペスを一緒にするつもりはないですが、少なくとも、私は過去、次の対策&予防でインフルエンザだけは回避してきました。
今回はそれを記しておきます。
私のウイルス感染予防法&対策は、
「あー しんど」(関西弁)
「あー 疲れた」(標準語)
の状態を作らない。(陥らない)
そうなる前に気付く。そして休む。休憩する。
要するに、「ちょっと体調悪い?」の状態を作らないことです。
「ハクション!」ってクシャミが出たら、クシャミが出る理由があるので要注意。
「ちょっと関節が痛い?」と感じたら、関節が痛くなる理由があるので要注意。
そんな時は、いつもより少しだけ食事の量を控えて早めに寝る。
暴飲暴食ではなくても、食べ過ぎず飲み過ぎず、早めに睡眠。
これだけで、随分違うと思います。
と言うか、
いくらマスク装着して手洗い&うがいしても、体調悪くなるような生活してたら、感染症には効果ないやん。(と思うのは私だけ?)
と言うか、
そもそもヘルペスに感染するのも、体調悪くなって免疫力落ちた証拠違うのん?
とにかく、体調をベストに維持しましょう。