アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

アトピーからの解放とは

f:id:asuka-atopi:20201220174519j:plain冬の日の束の間の晴れ

生きている限り、誰もが否応なしに遭遇する悩み、苦しみ。

今となっては遠い昔の出来事のような感じさえするのだが、十代半ばから三十代前半まで、私は、いつも自分がアトピーであるが故の「悩み」と「苦しみ」と共にいた。

だが、こんな風に書いても、今、ピンと来る人は少ないのかもしれない。

何故なら、今は芸能人を始めお笑い芸人から格闘家など、アスリートの世界でもアトピーの人達は必ずしも特殊な存在ではなくなってしまったからだ。

アトピー人口が増えた。この事実に対して元重症アトピー患者の私が感じるのは以下の2点である。

まずはアトピー人口が増えることで、自分だけ特別視される機会は減るだろう。と言うのも、有名人を含む多くの人がアトピーなら、少なくともアトピーがコロナのような訳のわからないウイルス性の感染症でないことは皆よく知っているからだ。

このことから、症状が顔に出ていないケースや症状がそれほど重症化していなければ、進学や就職、結婚と言った人生の節目で致命傷を負う可能性も低くなる気がする。

一方、このような一般化した中でのアトピーに対して「マズい」と思うことも当然あって、それは患者自身が周囲を見て「ま、こんなもんでしょ・・」と感じることだ。

私は、人の生き方に関してアレコレ口をはさむつもりはないのだが、他の事はさておき、アトピーだけは治せるチャンスがある時にしっかり治しておいた方が良いと思っている。

「悩み」・「苦しみ」言っても、その中には時間の経過と共に薄れたり、消えてしまうものがあるのは事実で、実際、「日にち薬」の言葉の通り、外傷や怪我など身体的なものから失恋など精神的なものまで、時間が経てば大抵は薄れるか消えてしまう。

ところが、私の知る限りアトピーとはそのような類の疾患ではない。要するに、時の流れに身を任せるだけで状況が好転する可能性は極めて低い。

逆の見方をすると、ひとつひとつのピースを根気よく置くべき場所に置いてゆけば必ず完成するジグソーパズルのように、それは最初から必ず治るようになっている。

私は、アトピーとはそんな類の疾患だと思う。

だから「一生お付き合いする」とか「これも人生の一部」とかではなく、完全にアトピーとは縁を切る。こちらの方が断然良いと思うのだ。

で、これは特に自分のような若い年代でアトピーと診断された人への思いだが、アトピーで悩んだり苦しんだりするくらいなら、もっと他のことで悩んだり苦しんだりした方がマシだ。と思う。

仕事でも恋愛でも、とにかくアトピー以外のことで悩んだり苦しんだりしたことは後々、何らかの形で人生の肥しになるだろう。だが、アトピーは治さない限り、いや、治してこそ、その経験が生きる。逆にアトピーのままなら、それは単にアトピーのままの人生を生きるだけに終わってしまう気がする。