アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

克服奮闘記4

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アトピーを治す過程の中で何が一番の障害だったかと言えば、それは間違いなく「悩み過ぎ」「考え過ぎ」だったと思う。このことを教訓にその後の人生で、私はとにかく何らかの問題に直面した際、できるだけ悩まないよう、考え過ぎないようにしている。

問題の解決には、神経を集中して冷静でいる必要はあるが「悩む」必要は全くない。「悩み」過ぎることの弊害は、それこそ嫌と言うほど経験した。

例えば、こんなことがあった。

それは、アトピーが顔に出てからまだ間もない頃の話。ある人から「アトピーなんてこの世から無くなればいいのにね~」と軽く言われた時のことだ。

その人は、嫌味でそう言ったわけでない。
しかしその言葉が本当に心の底から出たものか、それとも口先から出たものか、自分に余裕が無い時ほど、自分が弱者であることに自覚的な時ほど、微妙に、いや必要以上に敏感に感じ取ってしまうものらしい。

あの時、私の本音はこうだった。

アトピーは無くならなくてもいい。」
「自分同様、周囲の皆がアトピーになればいいのだ。」

当時の私には、自分のアトピーが治るより、周囲の人が皆、アトピーになる方がよほど現実味があり、問題が解決するかのように思えた。

この場合、本来、変えなくてはならないのは自分の方なのだが、考え過ぎ、悩み過ぎると、環境&周囲の人間を変えてしまいたい衝動に駆られる。

恐ろしいことに、考え過ぎると、悩み過ぎると、この類の思考がごく普通に芽生える。さらに厄介なのは、その状態(思考)に自身が無自覚でいることだ。

例えば今、熱が出たとしよう。

この熱に対して「コレ、もしかして新型コロナウイルス?」と言う不安が出たとする。で、その不安に対して「では検査を受ける」とか、それなりの行動を取ればいいだけ。ところが厄介なのはただ考え、ただ悩む、こと。

こうなると、話が変な方向に進んでしまう。

アトピーと言うのは真の光に照らし出されたその人本来の姿ではなく、単なる症状であり、それは単なる発熱と本質は変わらない。だから自分=アトピーなんて捉えなくていいのだ。

過去20年、いろんなタイプのアトピーの人から相談を受けてきた。

そんな中、長年アトピーから抜け出せないままの人の特徴のひとつとして、「考え過ぎ」「悩み過ぎ」は間違いなくある。

一方、

「アカンアカン!」

「こんなことばかり考えてたら変になる!」

こんな風に、自ら気付ける人には救いがある。
要するに、どんな厄介事に直面しても、心まで病ませることはないのだ。

「人生とは本当に美しいものだと思います。」と断言したのは、盲目で聾唖者だったヘレンケラー。

一見、アトピーとは何の関係もない話のように感じるかもしれないが、このようなことは本当に大事で、人生そのものを有意義にする秘訣のように感じる。