飛鳥旬のブログ

自分のアトピーは自分で治そう!

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自宅で咲いた水仙の花。

 

自殺者3万人。うつ病患者100万人。

 

最近、身の回りでも心身症を患う人が目立ってきた。

 

うつ病患者100万人と言うことは、日本の総人口の約百分の一。

つまり100人いれば、誰かひとりが「うつ病」の計算になってしまう。

 

どうして、こんなことになったのだろう・・・

 

いつもイライラしていて、攻撃的な人。

いつも騒々しくて、落着きの無い人。

そんな人が最近、めっきり増えた気がする。

 

落着きが無くイライラしている人と接すると、大なり小なり自分も影響を受ける。

 

イライラと言えば、私と同じ職場だった女性を思い出す。

 

最初、彼女に遇った時の印象は聡明な人。頭の回転が速い人。だった。

ところが、彼女は次第に誰に対しても攻撃的で、いつも怒ったり、腹を立てながら仕事をするようになった。

 

ある日、そんな彼女に私は尋ねた。

 

「どうして、いつもそんな怒っているように仕向けながら働いているの?」

 

私は、彼女の本来の性格を知っている。
彼女は元々攻撃的な性格ではないし、周囲とのバランス感覚も持ち合わせている。

なのに仕事では、敢えて攻撃的で不機嫌な役を演じているのだ。

 

彼女曰く。

 

「自分でそうしていることはわかっているよ。」

「怒るとエネルギーが出るの。怒っていなと自分が弱々しく鬱っぽく感じるから。」

 

怒りでエネルギー・・・

 

「・・・・」

 

言われてみれば、その通りかもしれない。

怒りも、一種のエネルギーであることには違いない。

 

「怒ると、よりエネルギーが出るのよ」

 

実際、彼女はとても聡明で、他人の間違いは直ぐに見つけてしまう。

で、彼女の言い分はこうだ。

 

「自分の間違っていることが分からないなんて、愚かでしょ?」

 

彼女はとても賢いけれど、「幸せ?」かと聞かれれば、全然そんな風には見えない。

と言うか、その後の人生を見る限り、むしろ「不幸」なような感じがする。

 

賢くて、聡明だけと「不幸な人生」。

スマートじゃないけど、賢くないけど多くの人と笑顔で過ごせる「幸せな人生」。

 

ちょっと極端かもしれないけど、どちらを選ぶかはその人の自由だろう。