「それにしても・・・」
自宅から見る生駒山
久しぶりに寝込んだ。
いや、厳密に言うと、とりあえず熱が下がったものの、いまだ頭痛が消えない。
そんな状態である。
過去、「高熱を発して動けない」と言う状態に陥ったのはいつの頃だったか?
少なくともここ十年は経験していない筈である。
しかも、今回は病気ではない。
新型コロナウイルスのワクチン接種(2回目)による副反応。これである。
最初の摂取では、なんら問題は無かった。
注射を打った左肩が少し痛い程度。
だが今回の2回目は全く違った。摂取した23日(金)の夜7時から翌日の午前中までは大きな変化は無かったのだが、その日の午後から体温が急激に上昇し始めた。
一気に38,6度に達した体温は翌日の24日(土)も下がる気配を見せず。ようやく下がり始めたのは日付の変わった翌25日(日)の深夜だった。
「マジか・・・」
この間何をする気にもなれずとにかく横になっているしかなかったが、取り急ぎ読者の方からのメールだけは返信。
この事態。
ある程度は予測していた。
実際、妻と子供が2回目の摂取時に丸々1日中寝込んでいるのを目の前で見て知っている。が、どー観ても自分の副反応が一番キツイて長い。
その理由は判らないが、とにかく食欲が全くない。
で、口にしたのはキウイと梨とヨーグルトのみで体重が3キロ落ちた。
で、ようやく1時間程前から少し回復。
明日はこの副反応から脱出できることを祈りつつ、今、このブログを書いている。
ところで、
今回のワクチン接種を通じて「それにしても・・・」と密かに思うことがある。
それは、高熱を発した際に使用する解熱剤等の処置薬のこと。
実は、私はこれらの解熱剤を一切使用していない。
いや、全然使えば良いのだ。
そんなことは百も承知の上で、やはりそれを使わない自分がいる。
それは多分、過去の経験によるものだ。
そう。アトピーの克服経験。
人体は外部から異物(ウイルスや今回はワクチン)が侵入すると、高熱を発することで防衛機能が働いて生命を維持しようとする訳で、これはこれで正常な免疫反応であり、正常な治癒反応である。
ところが、
過去、正常な治癒反応が働いているにも拘わらず、その正常な治癒反応をステロイド外用薬で強制的に抑え込んでしまった痛い経験のある私は、どうしてもその「強制的な抑え込み」を嫌う傾向がある。
その反面、
少しでも「ヤバい・・・」と感じた瞬間、初期対応に万全を期する傾向が強い。
要するに、ステロイドだろうが鎮痛解熱剤だろうが、その役割と限界を知って使いこなせばいいだけの話なのだが、どうもその辺りの使い分けが私は苦手なのだ。
そして、この「苦手分野」。
今後も、克服する自信があまり無いのも本音である。