アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

アトピーの痒みに関する話

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自宅の庭に咲いた紫陽花


アトピーの痒み対策があれば教えて下さい。」
「痒くて痒くて仕方ない時、飛鳥さんはどうしていましたか?」

相変わらず、「痒み」に対する質問が絶えることはない。

で、先日は30代男性からの相談。

「掻いてはいけない」と頭では分かっています。でも気付いた時は万事休す。掻き壊した後の悲惨な肌を見ては自己嫌悪。もうこの繰り返しです。

アトピーの痒み対策。

結論から言うと、即効性のある対策はひとつしかない。

「冷やす」

これだけだ。

が、もちろん「冷やす」と言っても、その効果は限定的。猛烈な発作的な痒みに対しては「焼け石に水」と言った感じである。私の経験上、アトピーの痒みを短時間で劇的に消滅させる方法は「ステロイドの服用」以外にはない。


例えば、こんなことがあった。

あれは、30歳の12月。

忘年会を兼ねた会社の一泊旅行から帰った私は、それまで体験したことのない猛烈かつ発作的な痒みに襲われた。

それは広範囲にわたる痒みで、2本の手では掻ききれたないほどだった。

「救急車!」

妻に叫んだものの、その救急車を待つ時間さえ我慢できない。

結局、妻の運転で緊急病院へ向かった。が、その間も発作的な痒みは容赦なく続く。真冬だと言うのに、冷や汗+鳥肌の皮膚をひたすら掻き続けていた。

病院に到着後、医師に事情を説明。

その日は急患の数も多いことから、とにかく痒み止め?の注射をすること。

ところが、

猛烈は痒みは、この「痒み止め」の注射でさえ効かなかった。

 

確かに、皮膚の表面は麻痺している。

それは歯医者で麻酔注射をした時のように、触れるとブヨブヨしているだけで感覚がないことからも明らかだった。

だが、皮膚の表面は麻痺しても、痒みはいっこうに沈静化しない。何故なら、本当に痒いのはそのもう少し下(内側)だったからだ。

アトピーは皮膚の病気ではない・・・」

私がこの事実を痛感したのは、この瞬間だった。

結局、この発作的な痒みが沈静化したのは2時間後。その間、私はずっと掻き続けることしかできなかった。

ところで、

私が思うに、アトピーの痒みには2種類ある。

  1. 発作的な猛烈な痒み。
  2. 慢性的な穏やかな痒み。

で、この2種類の痒みに対して、私自身、過去いろんなことを試みた。

サプリメント、特定の栄養素の摂取・・・。

しかし、これと言って効果的な手段は無かった。(今もないと思う)

だが、今はもうそんな「痒み対策」など真剣に探す必要もないと思う。何故なら、アトピーをそのものを治してしまえば「痒み」は消えるからだ。

だから、痒くなった時にはとにかく「冷やす」を徹底。後はアトピーそのものを治すことだけ考えるのが良いように思う。

ちなみに、

「掻くから治らない」と思っている人がいるなら、それは少なくとも私の経験からは「違う」と言いたい。

皮膚を「掻く」、または「掻き壊す」と言う行為は、「掻いた後の皮膚」、「掻き壊された後の皮膚」を結果として残すだけで、「治る」・「治らない」とは関係ない。

確かに、掻き壊した皮膚からは感染症を併発するリスクは伴うが、それはまた別の話で、アトピーが治る・治らないとは直結しない。

だからと言って、私は決して「掻く」ことを薦めているわけではない。

そうではなくて、自己嫌悪に陥ったり自分を過度に攻める必要はないと思うのだ。

平たく言えば、「痒い時は誰もが掻いてしまう」ということ。痒い時に掻くのは人間として普通の行為なのだ。


甘いモノを控える。そしてパン、パスタ、ラーメン等、小麦粉中心の食生活を控えるだけでも、痒みは軽減される。

皮膚の痒みを完全に消す唯一の方法。

それは、「炎症を抑えること。」 これに尽きるだろう。

では、炎症はどうして抑えるのか?

これを考えた場合、結論は自ずと「胃腸の健全化」に行着く。

世の中にはいろんな健康法があって、いろんな食事法がある。

だがアトピーだけを考えた場合、「快便」がまず基本だと自分は思う。

とにかく、出ないことには話が前に進まないのだ。