アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

克服奮闘記1

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近所に咲いていたユリ

 

京都のT病院を退院した後、アトピーは順調に治った(完治した)かと言うと、必ずしもそうではなかった。

確かに、症状は日に日に良くなっていった。事実、3月14日に退院後、6月には社員旅行に参加。念願の「半袖のTシャツ」を着て、ハワイのワイキキビーチで泳げるようにまで皮膚は回復していた。

それでも、私はまだ「自分のアトピーが完治した」とは思っていなかった。

T病院での入院中に「こうすればアトピーは治る」と言う確信は得たのだが、それは同時に「それを続けないと逆戻りする」と言う不安との背中合わせでもあったのだ。

現実的な問題として、入院中ならできることでも、退院して社会に復帰すれば難しくなることは多々あって、中でも一番苦戦したのは食事(食生活)だった。

何をどれだけ食べればよいのか?

そういう問題は確かにある。
しかしそれより厄介なのは職場に復帰したその時点から、自分のペースで食事を摂ると言うこと自体がままならない状況だった。

多分、このことは仕事の内容や職種にもよるのだろうが、当時の私は誰か(多くの場合、それは取引先)と食事をすること自体が既に仕事の中に組込まれていて、自分の好きな時間に好きなモノを食べることが許させる環境ではなかったのだ。

それでも、アトピーを治したいなら「こうすれば治る」を続けるしかない。

環境がどうであろうと、治すための選択肢はとにかく「やる」しかないのだ。で、とにかくやっていると、その中で徐々に見えてくるものがあった。

そのひとつが、「完璧でないくてもいい」だ。

必ずしも100点を目指す必要はない。65点で十分。大切なのは続けることなんだ。
とにかくやるしかないからやっていると、そういうことが徐々に分かってくると言うか、身体を通じて勝手に見えてくるようになる。

例えば食事。

何をどれだけ食べればよいのか?最初はこのことに頭を悩ませた。
胃腸に負担を掛けないためには少食にするのがベスト。でも、少食だと体力が持たない?と言うか、その前に仕事でストレスが溜まると、食べることで発散したくなるじゃないか!(入院中とは大違いだ!)

こんな感じで最初は苦戦したのだが、それでもめげずに続けていると、まず、こんな風に思うようになった。

ゆっくり、良く噛んで食べるとどうなる?

これは意外と効果的だった。何が効果的かと言うと、食べている自分を客観的に観察できるようになったこと。つまり食べ方そのものが変わったのだ。

例えば、回転ずし。

今、食べているネタを賞味せず、次に食べるネタを物色。で、結局、ひとつひとつのネタをじっくり味わうことなく大食。そんな食べ方をしている自分に気付いた。

で、ゆっくり自分が今食べているモノを味わって食べるようになると、自ずと歯止めが効くようにもなった。

食べ方だけではない。
食べ物の種類にしてもそうだ。

健康を維持するための腹八分目なら、食べるものそのものが重要になる。で、私の経験上、それは命、つまり生命を頂くことなのだ。

生命力のあるモノ。これが食材。工場で生産されたものより、海や山で採れる新鮮な生命。これを摂取する。だからと言って、活きたタコの刺身を食べ過ぎたり生卵を飲むような食べ方はやり過ぎだ。逆に痒みを誘発してしまうので注意が必要。

生命力が強すぎる、いわゆる「精(力)」の強いものは要注意で、そういうものは火を通してじっくり調理するのが賢明。「白米より玄米の方が生命力は上」と思って、好きでもない玄米を無理に食べる必要もない。

要は基本的なことさえ押さえておけば、後は65点主義でよいのだ。