アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

日はまた昇る

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相変わらずアトピーの方々との交流を続けている。中には、今、既にアトピーは消えているが、再発が不安で定期的に連絡を頂く方もいれば、現在進行形でがっつりアトピーと格闘中の人もいる。ご相談頂く方は男女に関係なく年齢もかなり広範囲だが、それでも何となく気になるタイプの人と言うのはいるもので、私の場合、それは20代から30代の男性に多い。多分、それは自分がアトピーでもっとも苦しんだ時期と重なるからだと思う。

A君は、数か月前に直接お会いした30代の男性。昼食を交え5時間ほど話をしたのだが、彼との別れ際、私の正直な印象は「大変なのはこれからかな・・」だった。そんな彼に昨日連絡を入れてみると、やはりと言うか、案の定と言うか、ほぼ私が予想していた通りの展開になっていた。それは分かり易く言うと「引きこもり」の状態で、不安ですっぽり全身を覆われてしまったA君は自信を失い、身動きが取れない状態に陥っていた。

ところで、もしあなたの身内や知人にこのような人がいたら、あなたならどんな風に接するだろうか?私の接し方はこうだ。もし私の身内にこのような人がいたら、その時は「見守る」。また自分の身内以外、例えば友人や知人にこのような人がいたら、その時は「待つ」。ちなみにこの接し方は、自分がA君と同じ経験を持つ者として立場と、その側にいる者としての立場の両方を踏まえてのものだ。

私が思うに、心の中が不安や恐怖で満たされてしまえば、言葉は無意味だ。不安と恐怖で満杯の心には、人の忠告やアドバイスが入るスペースは今はない。しかし生きている限り、その人が自らの人生に終止符を打たない限り、風向きは変わる。舞台は変わるのだ。それは必ずしも劇的ではないかもしれないが、この世は諸行無常。常に移りゆく。変わらないものなど何一つない。

今、この瞬間、A君の心は不安と恐怖で満杯かもしれない。だがそれは見方によってはひとつのプロセスだ。過去の自分がそうであったように、体や心は常に変化していて、いつも同じなんてことはあり得ない。私事で恐縮だが、10代の頃、猛烈に好きになった女性がいて「この人と結婚できないなら死んだ方がマシだ!」と真剣に悩んでいた心は今、「あの人と結婚してたら死ぬほど苦労した。」と感じている。

日はまた昇る。降り止まぬ雨はない。台風19号で大変な目に遇われた方々、被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。