アトピー完治への道 飛鳥旬のブログ

アトピーは治してナンボ

アトピーを治して分かったこと4

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和歌山県 串本町 橋杭岩

 

アトピーを治して分かったことの中での一番は、やはりアトピーは自分で治す病気だということだろう。医療機関で初めて「アトピー性皮膚炎です。」と診断されたのは高校1年の時だが、実はそれまで、私は皮膚科でお世話になった経験が無かった。両親の話によると、発熱や怪我で通院することはあっても、厄介な病気で医者のお世話になることはなかったらしい。

そんな中、今でも鮮明に憶えている出来事がある。それは小学校の修学旅行の直前の話で、私はこの一大イベントを前に、突然、熱を出して寝込んでしまった。今振り返れば単に普通の風邪だったと思うのだが、当時、どうしても修学旅行に行きたかった私は、半泣きになりながら医者に懇願した。「行きたい!」いや「行かせて欲しい」。すると医者はちょっと思案した様子の後、「分かった」と言って、その場で注射を打ってくれた。

結果、私は無事、修学旅行に参加することができた。この年代で体験したことは、その内容の真実はさておき、後々の人生に強い印象を残すのかもしれない。「医者に治せない病気なんてない!」事実、それまでもそうだった。中耳炎の時、麻疹の時、水疱瘡の時、牛乳瓶で足を切った時、全部、全部、医者に診てもらえば治った。当然のように、「家を建てるのは大工の仕事」「病気を治すのは医者の仕事」と言う論本が私の中で芽生えた。

ところが、アトピーにはこの論法が通じない。で、アトピー性皮膚炎と診断された当初の私は、まだこの事実を呑み込めず、医者が私に対してわざわざ試練を与えているかのような受け取り方をしていた。今では笑い話だが、当時の私はそれほど「お医者さん」と言う人物像に対して尊敬の念と言うか、敬う気持ちを持っていた。

その反動からか、20代以降、私の医者嫌い&医療機関不信は爆発&暴走した。この期間は結構長くて、正直に告白すると、最初にホームページを公開した時でさえ、「オレのアトピーは医者に治してもらったんじゃない!」と言う反骨心のような感情と「オレは自分で治したんだ!」と言う自負心を払拭できてはいなかった。じゃ、今はどうなのかと言うと、医者に対しても医療機関に対しても、いい意味で全く「自然体」でいられる。

では、なぜ「自然体」でいられるようになったのかと言えば、それは相手のことが分かるようになったからだと思う。中学の同級生が地元で開業医をしている。それほど頻繁に話をする訳ではないが、時折、自分が彼の愚痴を聞くこともある。医学部を卒業と同時に医師免許と取得。その後、勤務医の経験を経て地元での開業。彼は内科専門医だが、開業して以来、まとまった休暇はなく、家族旅行すらロクに取っていない。

当たり前だが、医学は万能ではない。と言うか、近代以外で治せる病気はごく僅かで、心身症などの精神的な部分、心への直接的な働きかけが不可欠な分野の病に対しては無力さが露呈する。もう少し言えば、医療従事者、要するに医者を含めた医療関係者自身でさえ精神的に病んでしまう現状を鑑みると、個人的には、精神面が影響する病気のトータル的な治療では、医学よりも量子物理学のような分野により可能性を感じる。

さらに言うと、量子物理学の知識なんてなくても、私個人としてはアトピーや心身病は十分治せると思っているのだが、そこには簡単だが条件があって、それはただひとつ。「自分で治す」と言う覚悟だと思っている。青臭いことを言うようだが、今がどんな状況だったとしても、、この覚悟さえあれば、アトピーなんてどうにでもなるのだ。頭で考えているだけでは、決してよい結果は生まれない。過去を悔い、まだ来ない将来を考えて不安になるくらいなら、何も考えずに寝ている方がマシなくらいだと思う。少なくとも、その方がアトピーにはまだマシだ。