飛鳥旬のブログ

自分のアトピーは自分で治そう!

アトピーを治す話 運動編

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近くの公園

アトピーを治す話の続き。第八弾。

さて、今回は「運動」のお話です。

もう薄々お気付きの方もおられるかと思いますが、アトピー等のアレルギーを始め、いわゆる慢性病と呼ばれる疾患を治す場合、結局の所、私は次の3つに集約されると考えています。

で、その3つとは

①食生活
②運動
③ストレス

なのですが、これら3つのバランスが崩れたままだと、アトピーはなかなか治んない。

最悪なのは3つとも全部抱え込んでいるケースですが、その反面、②の「運動」は意外と盲点になるケースがあります。

今回はそんな「運動」の盲点を紹介します。

30代半ばのAさん(女性)は小学校低学年の時にアトピーと診断されました。
その後、アトピーは良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、高校を卒業する頃には「治った!」と思えるほど良くなりました。

ところが、

就職を機にアトピーが再発。
それまで顔だけだった症状も全身に拡大。と同時に身体の調子も悪くなり、週末は自宅でゴロゴロ寝て過ごす日々が多くなりました。

「このままでいけない!」

そう思ったAさんは一念発起。
食生活を根底から見直すことにしました。
それまで大好きだったケーキ類やお菓子等、甘いモノを止めてベジタリアンに。

結果、体重は激減、それまで50キロ前半だった体重が一気に30キロ台後半に。
その後、食事をマクロビに切り換えるも、体重は40キロ前半周辺をウロウロ。

相談を受け、私がAさんにお逢いしたのはそんな時でした。

「不健康・・・」

これが、最初に彼女を観た時の私の印象でした。
なにかアトピー以外の事で「病んでるのかな?」とも思いました。

結局、いろいろな話をお聞きする中で、アトピーであること、アトピーそのものが彼女の一番大きな悩みであることも理解できたのですが、その分、アトピーを治したいという想いも強烈で、その想いの強さが返ってストレスになっているように私には感じました。

ある意味、彼女は「食事」だけで、アトピーを乗り越えようとしていた節がありました。

確かに食事、いや厳密に言えば「食生活」はアトピーを治す上で重要です。
もう少し言えば、まず「食生活」を根底から見直して「胃腸の健全化」を図らない限り、アトピーを根本的に治すのは難しい気さえします。

それでも、普通の人の体重が一気に10キロ以上も減るような食生活は、ことアトピーに関する限り必要ないし、むしろそこには危険な臭いがプンプンします。

で、話を戻して、彼女の話をお聞きしていて気付いたこと。

それは・・・

「全然運動してへんやん!」
「それ、一日中、ほどんど身体動かしてないやん!」
「買い物、毎回毎回クルマかい?」

でした。

仕事柄、自宅でのデスクワークが中心なのは分かる。

でもね・・・

アトピーを治すにも、最低限の基礎代謝ってのは必要な訳で。
で、私が彼女にお奨めしたのはウオーキング。つまり散歩ですね。
そして、できるだけ太陽の光をしっかり浴びること。

女性にとっては紫外線対策とかいろいろあると思いますが、そこはしっかりやった上で、身体を動かすってやっぱり大事です。

だって、下半身が委縮すると熱を産出できないので体温も上がらない。
そうなると、免疫力だってどんどん落ちますから。治るモノも治んない。

と言う訳で、

アトピーを治す上で「食生活」は大事です。
でも、その「食生活」の努力を活かすには、併せて「運動」も忘れないように。

運動・・・
雨の日はどうする?

私のお奨めは、シャドーボクシング
これに蹴りをプラスして3分1ランド。1分のインターバルを入れて3ラウンド。
男性なら、これだけで十分

女性の場合は、軍隊行進がお奨め。

これは同じ場所で、手足を大きく振って歩く(まね)。
3分やって1分休む。これを3回。

これなら、一畳分のスペースがあればできますからね。
で、私の直接体験からすると、これだけで基礎代謝は大丈夫。

逆に、通勤・通学とかで30分以上歩いている人は気にしなくていいですよ。

さて、次回は「ストレス」の話。

コレ、難しいようで、実はやることは超簡単。
基本は「呼吸」。次回はそんな話をします。

 

アトピーを治す話 食生活編

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近くの公園

 

アトピーを治す話の続き。第七弾。

さて、今回は食生活の話をします。

アトピーを治す場合、私が思うに大まかに3つの着目点があります。
その3つ。具体的には食生活、運動、ストレス。

で、一番ウエイトが大きいのは食生活。

実際、子供のアトピーなら、日々の食生活を徹底的に見直すだけで消えてしまいます。ちなみに子供のアトピーと言うのは大体、小学生までです。

大人のアトピーとなると、これにストレスや運動不足が絡んで少し話はややこしくなるのですが、それでも毎日の食生活を見直すだけで、大半のアトピーは良くなります。

ではアトピーを治すに際して、どんな点に注意すれば良いのか?

 

私の経験からすると、

①甘いモノを控える。
②辛いモノを控える。
③乳製品を控える。
④加工食品(インスタント&レトルト類)を避ける。
⑤小麦食ではなくご飯(お米)を主食にする。

こんな感じ。

で、なぜこうなるかと言うと、

①&③の甘いモノ&乳製品は、お腹が緩くなって消化の働きが悪くなるから。
②の辛いモノは、必要以上に血行が良くなり痒みを誘発するから。
④加工食品は未消化タンパク質を産み、アレルゲンとなってしまうから。
グルテンは消化が大変!全然胃腸に優しくなーい。

と言った感じ。

要するに、アトピーの時は消化器官が疲弊して便通が悪くなっているので、まずこれを改善する必要があるのですね。

アトピーって熱とか咳が出るわけではないので気付きにくいですが、消化器官はかなり機能が低下している。そう思って対処する方がよいです。

なので風邪を引いた時のように、最初はお粥からスタート。なんてのもアリかと。

で、よくある誤解(間違い)がヨーグルト。

「間違い」と言うのは少し言い過ぎかもしれませんが、私の場合、ヨーグルトでお腹の調子が良くなることは殆どなかったです。

と言うか、ヨーグルトに限らず、アトピーの時は乳製品は避けておいた方が無難な気がします。それより納豆とか味噌汁、大豆の発酵食品の方が間違いなく効果的。

それから、加工食品の類。

例えばインスタント食品とかレトルト食品とか、とにかく工場で加工されたもの。
少なくとも、これらの類はアトピーがしっかり治ってからですね。

この点は、「鮮度」を基準にしておけば間違いないように思います。

食品、つまり口の中に入るモノは可能な限り鮮度の高いモノを選び、長期保存が必要な場合は発酵させたり干物にされたものを選ぶ。

アトピーを治す場合、この昔からの先人の知恵は確実に効きますよ。

特に子供のアトピーの場合、

ジュースとか炭酸飲料なんかで、お腹を大きくしないことです。
大人の場合でも、アトピーの時は甘い飲み物系は止めておいた方がいいです。

基本、飲み物は「お茶」と「水」。これだけ。

ビールとかコーヒーとか。
そう言う嗜好品は、アトピーがしっかり治ってからにした方がいい。
飲むならせいぜい紅茶です。

だって、アトピーって病気ですからね。
しかも立派な慢性病。正直、そんなモン飲んでる場合ちゃうよ。って話。

で、ご飯(お米)を軸に味噌汁、漬物。

これ、私に言わせればアトピーを治すための「三種の神器」みたいなもの。
これをベースにして、後はあまり神経質にならなくても大丈夫。

「お腹減った!」と感じてから、ゆっくり噛んで食べる。
そして、腹八分でお箸を置く。

逆に、お腹が減ってもいないのに「時間が来たから食べる」と言うのはよくない。
そして満腹になるまでお箸を置かない。これも良くない。

こういう食べ方だと、いつまで経っても便通が整わずアトピーは良くならない。

と、エラそうなことを書きましたが、こんな当たり前のことが判らず、何十件と医療機関を駆け回り、「アトピーを治せる医者はいないのか?」と探していた当時の私。

結局、アトピーを治すのに秘策とか裏ワザなんてモノはないんですよ。

時間は掛るかもしれないけど、当たり前のことを当たり前に愚直に淡々と続ける。

結局、これが一番確実で早い。

ではでは。

次回は、運動の話をします。

運動。これも結局の所バランスの問題なんですけど、マクロビとか菜食主義とか、とにかく真面目な人ほど、ストイックで熱心な人ほど陥りやすい盲点だったりしますね。

女性の人、読んでくださいね。

アトピーを治す話 慢性病の治し方

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自宅で咲いた水仙の花


アトピーを治す話の続き 第六弾。


今回は、慢性疾患の治し方です。


早速ですが、

「ある朝目覚めたら、全身がアトピーになっていた!」

そんなパターンの人、普通、いないですよね?

これは喘息や鼻炎、花粉症も同じ。
本人が気付いているかどうかはさておき、アトピーの場合、それまでに何らかの予兆はあった筈。

で、慢性疾患と言うのはそうなるまでそれなりの時間が掛っているので、それを治すとなると、やはりある程度の時間は掛る。これは自然の摂理でしょう。

私事で恐縮ですが、実は今、腰痛の治療に取り組んでいます。

最初はギックリ腰から始まった腰痛。
ところが日々の生活に支障が無いこともあり、野放し状態のまま約10年が経過。
その結果、気付けば立派な慢性腰痛に。

コレって、アトピーになった時と同じパターンですね。


ところで、この慢性腰痛。
治療を始めてから2か月、ようやく光が差し込んできました。

見えてきたんです。解決策が。
アトピーで皮膚が痒い原因が皮膚にはないように、腰が痛い原因も腰にはない。

みたいな感じで。
しかも、かなり具体的に。

ここはさすがに、自分でアトピーを治した経験がモロに活用できています。

でね。何が言いたいかと言うと、

慢性疾患、つまりアトピーや腰痛、或いは花粉症なんかのアレルギー疾患は、しっかり時間を掛けて確実に治した方がいい。って話です。

ユーチューブで動画を観ていると「頑固な腰痛も30秒で解決!」とかありますが、実際そんなの無理だったし、そもそも腰痛を秒単位で治す必要も無い気がします。

それより慢性疾患で悩んでいる大半の人が本当に必要としているのは、小手先のテクニックではなく、時間は掛っても確実に治せる体系的な治療法だと思うんです。

例えば「頑固な腰痛も30秒で解決!」も「1日3分。頑固な腰痛も半年後にはスッキリ!」なら、まだ分かるんですけどね。

私が知る限り、アトピー治療には最低3か月は掛ります。
しかも、それは「完治した!」ではなく「これなら治る!」と確信を得るまでの期間。

で、今、慢性腰痛の治療をしていて思うんですが、万人に共通する治療法、治し方なんてものは、こと腰痛に関する限り存在しないのでしょうね。

当然、コアな部分、つまり共通する点はあるでしょう。

でも、私の腰痛には私独自の原因があって、それを根本的に改善させない限り治らない。逆の見方をすると、この私独自の原因を知って対処できるようになれば、今後、私が腰痛で苦しむことは無い。そんな気がします。

こんな風に書くと難しく聞こえますが、全然そんなことない。

だって、コアな部分、つまり当たり前のことを当たり前にキチンと続けていれば、自ずと見えてきますから。

腰痛に例えると、寝転んで膝を立てて左右に倒してみると、

「アレ?左膝より右膝の方が硬いやん・・・」

みたいな感じ。

で、それをじっくり観察してみると、

「右側のこの筋肉、伸びてないやん・・・」

すると、

「ここをストレッチで延ばせばいいのね。」

試行錯誤なんて大袈裟なものではなく、フツーに見えてくる。

と言うことで、アトピーを治す場合は

① 快食・快便・快眠を意識して、とにかく便通を良くする。
② 適度な運動を忘れない。
③ クヨクヨしない。怒らない。喜び過ぎない。(情緒を安定させる)

この3つが基本。

ちなみに、これはアトピーだけを治す特別な治療ではなく、健康を維持するための必須項目です。なので「新型コロナウイルスにも効果アリ」と私は思っています。

私に関して言えば、これを愚直に続けているだけですが、58歳になるまで一度もインフルエンザに罹らず、その他の感染症も回避しています。

疲れた・・。と感じ時には早めに眠る。
嫌なことがあれば、忘れる(努力をする)。

でも慢性病になったら?

その時は、じっくり腰を据えて治す。

これでいいのだ。

 

アトピー完治への道 本音の話5

f:id:asuka-atopi:20200301102927j:plain               十津川村 谷瀬の吊り橋

 

アトピーを治す話の続き、第五弾です。

 

今回は超~本音の話をします。

 

実は長年アトピーの相談を受けていると、「この人は難しい・・」と感じるタイプの人が必ずいます。

で、「難しい・・・」と言うのは当然、「今、この人がアトピーを治すのは難しい」と言う意味なのですが、このタイプの人には皆、共通していることがあります。

それは過去、私自身も経験したことなのですが、要は「自分がハマり込んでいることに気付いていない」と言うことです。

私の例で説明します。

これは、私がステロイド離脱によるリバウンドから緊急入院した時の話です。

実はこの緊急入院によって、私は栄転のチャンスをパーにしています。

あの時、既に辞令は出た後でしたが、会社にすれば見通しのつかない入院中の社員を昇格させる訳にはいかなかったのでしょう。急遽、辞令は白紙となりました。

今の私なら、「長い人生、そんなこともあるよな~」くらい流せたと思います。

でも、当時の私はまだ30歳になったばかり。

悔しくて、情けなくて、とにかく現実を受け止めることが出来なかった。
で、寝ても覚めても、考えるのはこのことばかり。

入院中のベッドの上でずーっと同じことばかり考えている。
運動はおろか、ロクに身体を動かしもしないて、同じ思考がグルグルグルグル。

アトピーが悪化して入院して、本来ならアトピーを治すことに専念すればいいのに、そんなことは考えもしないで、栄転できなかったこと、昇給できなかったことばかり考えて、そこから離れられない。まさに執着の塊。

要するに、過ぎ去った過去を悔やみ、まだこない将来を憂い、大切な今を直視しない。

こんなことをして、どんどん不健全な方向に向かっていた。
要するに、ハマりこんでいた訳です。

多分、あのままの状態が続いていれば、間違いなく「引きこもり」の世界に突入していたと思います。

では、そんな状況から私が抜け出すことが出来のは何故か?

それは、長女の存在でした。

当時、妻のお腹には長女が宿っていたのですが、長女のことを考えることで、このハマりこみから抜け出せたのです。

つまり、

「こんなことグダグダ考えていたら身の破滅や!」
「こんなこと考えているヒマはない!」「絶対に治したる!」と。

で、不健全なことを考えている自分に気付くと、次の瞬間にはそれを手放す。
これを繰り返すようにしていました。

で、何が言いたいかと言うと、

健全でないことをずーっと考えて、そこから抜け出せなくなってしまったら、そこは危険な領域だと言うことです。

その状態が続いて居心地良さを感じたら、そこはもう完全に危険ゾーン。

何故そんなことを言えるのか?

それは当時の入院先の病院に始まり、今まで多くの事例をこの目で見てきたからです。

どんなによいアドバイスを受けても、一旦その領域に足を踏み込んでしまえば、そこから抜け出すのはもう至難の業です。

なので、その領域の一歩手前で踏みとどまる。

「健全でないことばかり考えている?」と気付いたら、とにかく一旦、そこから離れた方がいいです。その健全でない思考とは距離を置いた方がいい。

その領域に足を踏み込まない限り、アトピーなんてどうにでもなりますからね。
今は「そーかなー」って思うかもしれないけど、本当にどうにでもなるんですよ。

私の経験からすると、

健全なことを考えていなければ、不健全なことを考えたり、実際にやったりしてしまうのです。その中間に立つことはできない。

そんな気がします。

また私が思うに、

その人に解決できない問題は降りかかってこない。
もっと言うと、今、あなたがアトピーなのは、これから先あなたが健康でいるための布石作りをしているようなもの。

どよ~んとした思い空気に包まれてはダメですね。

淡々をいきましょう!

 

アトピー完治への道 本音の話4

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あれ???

アトピーを治す話の続き、第四弾です。

アトピーを本気で治したいなら、食事は「お腹減った!」と感じてから食べる。
これがもっとも効果的。

で、なにが効果的なのかと言うと、実はアレルギー対策として効果的です。
つまり「お腹減った!」と感じてから食べることは、アトピーだけではなく花粉症とか鼻炎とか、アレルギー全般に効果があります。

私の場合、元々喘息は無かったのですが、アトピーが悪化する時は同時に鼻炎+結膜炎に苦しんでいました。

で、アトピーが消えると、鼻炎も結膜炎も一緒に消えた。

アトピーが治って、次に鼻炎を治して、その後に結膜炎を治した訳ではないのです。
アトピーが治ったら、そのタイミングで全部一緒に治ってしまった。

「お腹減った!」と感じてから食べて便通が整うと、こういう現象が起こります。

アトピーを治す上で、この流れは基本中の基本だと私は思っています。
便通が整うことで、皮膚の炎症は確実に軽減する。

ところが、

便通が良くなっても、皮膚の炎症は一向に良くならない。と言うケースの人が稀にいます。

この場合、どちらかと言うと、やせ形で陰性タイプ(冷えがある)の方が多いのですが、便通が良くなっても炎症が軽減しないなら、それは基礎代謝の悪さが起因している可能性が高いです。

基礎代謝の悪さ。
要するに、運動不足な訳です。

特に下半身の筋力が衰えると、体内で熱を産生させにくくなるため血行も良くない。

座っていることが多い。
歩くことが極端に少ない。

このような生活習慣が慢性化しているタイプの人は要注意です。

でも、便通が安定しているのに皮膚の炎症が軽減しない場合、運動量を増やすだけで短期間に症状が改善されたと言うケースは多々あります。

逆に、便通が安定していないのに運動量を増やすだけでアトピーの症状が改善されることは期待しない方が良いと思います。

とにかく、まずは便通を整える方が先です。

少し大雑把な言い方をすれば、

食べ過ぎず、良く体を動かして(歩いて)、ぐっすり眠る。

これがキチンと実践できていれば、健康でいられる確率はグーンとアップします。

例えば、コロナウイルス

対策は手洗い&うがい。
それから、人ごみを避ける+マスクの着用なんかが推奨されていますね。

確かに、それは有効でしょう。

でもそれは、暴飲暴食を慎み、十分な睡眠を心掛ける。
こういうことが前提にあっての話でしょう。

もっと極端なこと言うと、ウイルスなんて感染しても発病しなければ問題ないワケで、そうなるために、自分自身の免疫力を常に一定のレベルに維持しておくことの方が大切な気もします。

で、免疫力を一定のレベルにキープしようとしたら、それはやっぱり胃腸が健全でなければ無理な訳で、いくらワクチンを投与してもダメな時はダメな気もします。

だって、消化器系と自律神経系は他の全ての器官(免疫系や呼吸器系、内分泌系や循環器系も含めて)の土台なのですから。

最後になりますが、

アトピーを治す場合、あまり難しく考えちゃダメですよ。
難しいことしなくても、お金を掛けなくても、アトピーは自分で治せますからね。

ご質問のある方はメール下さい。

asuiro7@gmail.com

 

アトピー完治への道 本音の話3

 

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石垣島 舟蔵公園

アトピーを治す話の続き、第三弾です。

前回、アトピーの無い健康な体を「清流」に例えました。

これって、要するに食べたものがスムーズに排泄できるような流れを作れば、アトピーは必然的に消える訳で、逆にここが改善されていないなら、何をやってもダメって話です。

アトピーには必ず原因があります。

その原因に関して世間では色んな説が飛び交っていますが、私に言わせれば、細かい話は二の次。それは本質的な問題ではなく枝葉の問題に過ぎない。

その証拠に、きちんとしたプロセスを踏んで治療すれば、原因なんて自ずと分かるようになりますから。

しかも、その原因は一般論的なものではなく、あなた独自のものです。
そう、それはあなたの生活習慣に起因する、あなたのアトピーの原因です。

要するに、アトピーを治す上で何が一番大切でアテになるかと言えば、それは直接体験なんですね。そう。直接体験。これに勝るものは無いんですよ。

もう少し言うと、アトピーを治す場合、直接体験以外はアテにならないんです。応用が効かないと言うか、とにかく実用的ではないんです。

それは、足し算や引き算なんかの計算と同じこと。

足し算や引き算をマスターするのに、先生が「3+4は7だぞー!」「覚えたかー?」なんてやってないですよね?

実際、自分の指を折ったりミカンを並べたりして、直接体験しましたよね?
だから今、計算ができるのですよね?

スーパーで買物が出来るのも、こんなもう忘れてしまったかもしれない過去の直接体験があって、計算をマスターしたからですよね。

さて、話を戻しましょう。

アトピーを治そうと思ったら、ステロイドやプロトピックでは治りません。それはこれらの外用薬が悪いとかダメだと言う話ではなく、アトピーの根本的な原因を解決させるものではないと言う理由から治りません。

アトピーは免疫疾患だと言われますが、それは結果的にそうなっているだけの話。

根本的な原因は他にあって、それが胃腸の働きだと言うことです。

なので、本気でアトピーを治したければ、まずは胃腸の働きを健全化すること。

子供のアトピーなら、ほぼこれだけで完治します。胃腸の働きが健全化されることで、食べたものがスポーン!スポーン!と排泄されると、必然的に皮膚の炎症は消えます。

成人型アトピーの場合、自律神経が絡んでいると少し厄介なケースもありますが、それでも、毎朝、食べたものがキレイに排泄されれば間違いなく皮膚の炎症は軽減します。

快食・快便・快眠であれば、逆にアトピーでいる方が難しくなります。

で、今回は「胃腸の健全化」を目指す一番安全で確実な方法を紹介しておきます。

非常にシンプルなので、まず2週間を目安に試みて下さい。

それは「お腹が空いてから食べる。お腹が空いていないなら食べない。」

これです。
これを基本に食生活を組み立ててみて下さい。

私は正直、断食とかファスティングとか、あまりお勧めしません。

何故って?
 
しんどいですもん。で、しんどくないように、何かのドリンクを飲むって・・・
何か不自然な気がするし、実際、そんなことしなくてもアトピーは治せますから。

これも想像や頭で考えたことではなく、私自身の直接体験から言ってます。

実際、会社勤めや家事をしながら、断食(ファスティング)するって、そんなに簡単じゃないですよ。

それより「お腹が減ったから食べる」「お腹が減っていないなら食べない」の方が自然だし、これを基本にすれば、どうしても食べなきゃいけない状況なら食べる量を調整すればいいだけの話ですからね。

アトピーを治す場合、食生活に関しては必要以上にストレスが掛るようなやり方では長続きしない。と私は思います。

で、継続できないと、元も子もなくなってしまうのがアトピー治療だと思います。

実際、「お腹減った!」と感じてから良く噛んでゆっくり食べることが習慣になると、自分でもビックリするほど爽快感を伴った便が出ます。

そうなると、もうゴールは近いと思いますよ。

その際、基本はご飯(お米)ですよ。
パン、パスタ等の小麦(グルテン)食ではないですからね。

とりあえず2週間、トライしてみて下さい。

アトピーが長期的に慢性化している人、最初は「空腹感」さえ分からないかもしれません。でも根気強くトライして下さい。と言うか、手っ取り早い話、2・3日食べなければ、「お腹減った!」は分かるようになります。

アトピー完治への道 本音の話2 

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石垣島 玉取崎展望台より

今回も、アトピーを治す具体的な話をします。

で、前回は「食べ方」に付いて少し触れました。

普通、アトピーを治す場合、食べ物が話題になることは多いですね。あれは良くて、これは駄目みたいな感じで。でも「食べ方」に関しては意外と話題になることはありません。

もちろん、食事の内容は大切です。そこは否定しません。
でも、それより私が「食べ方」に注目するにはそれなりの理由があります。

今回は、その理由を話します。

前回も少し触れましたが、現在、アトピーをある一定のレベルまで改善させることは、実はもうそれほど難しい話ではなくなってきています。

言い換えると、単に症状を改善させるだけなら、今はネットで検索すれば結構まともな方法は出てきます。腸内環境とかね・・

でも、ここまでが限界でしょう。

それは、多くの方がこの段階(改善レベル)から先に進めていない現実からも確かでしょう。確かに以前と比べると症状は改善した。でもココまで。
残念ながら、完治には至っていないのです。

でも、実際には「改善」と「完治」の間には歴然とした違いがあります。

では、何故こんなことになるのでしょうか?

それは、原因の根本の根本の根本を抑えていないから。
そんな風に私は思います。

逆に、原因の根本をしっかり抑えてしまえば、枝葉の問題は気にする必要も無くなります。甘いモノを少しくらい食べ過ぎたからと言って、「一環の終わり」なんてことにはならないですから。

言い換えいると、アトピーを完治させる、アトピーを治す、アトピーをサヨナラする、と言うことは、この根本的な原因を自分でシッカリ見極められるようになることです。

逆に、根本的な原因が取り除かれてもないのに、アトピーが勝手に治る理由はないです。

で、ここで重要なのは「自分で」という部分。ココです。

医者とかの他人ではなく、「自分」で根本的な原因を見極められるようになるかどうか。

で、この見極め。

食事の内容だけであーだこーだ言っている間は無理です。(多分)
食事そのもの。つまり「食べ方」まで含めて、今の自分をしっかり観察しないと。

少し余談になりますが、私は自分のやってきた方法が一番と言うつもりはないのですが、それでも安全で確実であることが、アトピーを治すもっとも大切な点だと思っています。

そういう視点からすると、その方法はアトピーだけを治す特別な治療ではなく、健康にな体を目指す方向に自ずと向いてしまうのです。さらにもう少し言えば、そこには心地よい「幸福感」も一緒に伴ってきたりします。

で、少し話が飛躍するようで恐縮なのですが、アトピーの無い健康な体とはどのような状態なのかと言うと、それは「清流」を思い描いて頂くと分かり易いと思います。

上流から下流に向けて滞りなく、清く速やかな川の流れ。

これが、私の抱く健康な体のイメージです。

入れたものはキチンと出す(出る)。

これが可能になれば、間違いなくアトピーは消えます。
これが根本。原因は全てここにある。逆に難しい理論は全部後から附けたもの。

だから、アトピーは自分で治す病気なんだな~

今回はこのへんで。

次回からは、「では何をすればいいのか?」に触れていきます。

ではでは。