飛鳥旬のブログ

自分のアトピーは自分で治そう!

アトピー完治への道 本音の話2 

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石垣島 玉取崎展望台より

今回も、アトピーを治す具体的な話をします。

で、前回は「食べ方」に付いて少し触れました。

普通、アトピーを治す場合、食べ物が話題になることは多いですね。あれは良くて、これは駄目みたいな感じで。でも「食べ方」に関しては意外と話題になることはありません。

もちろん、食事の内容は大切です。そこは否定しません。
でも、それより私が「食べ方」に注目するにはそれなりの理由があります。

今回は、その理由を話します。

前回も少し触れましたが、現在、アトピーをある一定のレベルまで改善させることは、実はもうそれほど難しい話ではなくなってきています。

言い換えると、単に症状を改善させるだけなら、今はネットで検索すれば結構まともな方法は出てきます。腸内環境とかね・・

でも、ここまでが限界でしょう。

それは、多くの方がこの段階(改善レベル)から先に進めていない現実からも確かでしょう。確かに以前と比べると症状は改善した。でもココまで。
残念ながら、完治には至っていないのです。

でも、実際には「改善」と「完治」の間には歴然とした違いがあります。

では、何故こんなことになるのでしょうか?

それは、原因の根本の根本の根本を抑えていないから。
そんな風に私は思います。

逆に、原因の根本をしっかり抑えてしまえば、枝葉の問題は気にする必要も無くなります。甘いモノを少しくらい食べ過ぎたからと言って、「一環の終わり」なんてことにはならないですから。

言い換えいると、アトピーを完治させる、アトピーを治す、アトピーをサヨナラする、と言うことは、この根本的な原因を自分でシッカリ見極められるようになることです。

逆に、根本的な原因が取り除かれてもないのに、アトピーが勝手に治る理由はないです。

で、ここで重要なのは「自分で」という部分。ココです。

医者とかの他人ではなく、「自分」で根本的な原因を見極められるようになるかどうか。

で、この見極め。

食事の内容だけであーだこーだ言っている間は無理です。(多分)
食事そのもの。つまり「食べ方」まで含めて、今の自分をしっかり観察しないと。

少し余談になりますが、私は自分のやってきた方法が一番と言うつもりはないのですが、それでも安全で確実であることが、アトピーを治すもっとも大切な点だと思っています。

そういう視点からすると、その方法はアトピーだけを治す特別な治療ではなく、健康にな体を目指す方向に自ずと向いてしまうのです。さらにもう少し言えば、そこには心地よい「幸福感」も一緒に伴ってきたりします。

で、少し話が飛躍するようで恐縮なのですが、アトピーの無い健康な体とはどのような状態なのかと言うと、それは「清流」を思い描いて頂くと分かり易いと思います。

上流から下流に向けて滞りなく、清く速やかな川の流れ。

これが、私の抱く健康な体のイメージです。

入れたものはキチンと出す(出る)。

これが可能になれば、間違いなくアトピーは消えます。
これが根本。原因は全てここにある。逆に難しい理論は全部後から附けたもの。

だから、アトピーは自分で治す病気なんだな~

今回はこのへんで。

次回からは、「では何をすればいいのか?」に触れていきます。

ではでは。

アトピーを治したいあなたへ 本音の話1

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石垣島 観音崎灯台

 

今回からしばらくの間、アトピーを治すための本音の話をします。

「もういい加減アトピーと縁を切りたい」
「今年こそかゆみの無い生活を取り戻したい」

そう思っている人のお役に立てれば幸いです。

で、早速本音の話になりますが、アトピーと言う病気は症状を改善するだけなら、実はそれほど難しい話ではありません。

それはステロイドを使うとか使わないとか、そういうことを全部含めての話ですが、とにかく症状をある一定のレベルまで改善させるだけなら、難しくはありません。

この点に関しては私がココで説明しなくても、ご自分で経験されている方も多いことでしょう。事実、私のHP読者の中にもある一定のレベルまでは改善するものの、そこで足踏みをしている人は多くいます。

なぜこのようなことになるのか?

その理由をひとことで言えば、自分がなぜアトピーになったのか? その原因が分かっていないからです。その本当の原因が見えていないからです。

原因をはっきり把握していると対応が出来るのですが、そこがまだまだ曖昧なので徹底できないのですね。

例えば、アトピーの原因と言えば、ネット等で検索すればいろいろと出てくるでしょ?

ここで私の言うアトピーの原因って、そういう類のものではありません。ネットとかに書いてあるアトピーの原因が正しいとか間違っているとか、そこは重要ではない。

で、何が大事かと言うと、それはあなたが今アトピーである真の原因を自分で知ること。ココなんです。

ご理解頂けます?分かりにくい?

あのですね・・・

ハッキリ言って、一般論はもういいんです。
アトピーを治し切ってしまうのに、一般論では限界がありますから・・・。

必要かつ大切なのは、あなた自身の個別の情報なんですよ。
だって、治すのはあなたのアトピーなのですから・・

「そんなことできるの?」

大丈夫。

キチンと「胃腸の健全化」に取組む。
そして「快食」「快便」「快眠」を目指せば、そのプロセスで自ずと気付きますから。

私に言わせれば、ここが「改善」と「完治」を分ける分岐点。

一般的な原因なんて、所詮、限界があるんです。
あなたがアトピーと決別して健康な体を取り戻したいなら、あなたの中にあるあなた自身の原因に目を向けないと問題は解決しません。

で、根本的な原因が消えた時、アトピーは確実に消滅しています。

今年こそ、本当にアトピーをさよならしましょう。

そのヒントをこれから毎週、掲載していきます。

では、第一回目のヒント。

それは、良く噛む。

これです。

何を食べるとか、そういう食事の内容ではなく、食べ方の話。
あなたは食事の際、どんな食べ方をするのでしょう?

これ、良く噛んで食べよう!の前に、じっくり自分自身を観察。

ではでは。


一体感と分離感

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石垣島の海

石垣島を旅した。

気温26度。いくら石垣島とは言え、これは少し暖か過ぎないか?
そう思って、地元のおじさんに尋ねたところ、

「変だよ。この暖かさは」「1月の気候じゃない」「風もいつもと全然違うからね」

さらに、おじさんは続けた。

「オーストラリアの森林火災の影響かな~?」

 

「オーストラリア?」としばらく考えた後、
「そうかもしれない・・・。いや、きっとそうだ」と思った。

恐らく20歳代の私なら、こんな風に思った筈だ。

「そんなの関係ね~」



アトピーを自力で治した。

この経験から、私のモノの見方が多少なりとも変わったことは事実だ。

それは単に歳を取ったからではなく、明らかにアトピーを治す過程の中で育まれた感覚と言うか、とにかくアトピーを治していなければ、多分そういう風には考えないだろうと思われるような変化だ。

それは簡単に言えば、一体感と分離感。

オーストラリアで起きた森林火災はオーストラリアだけの問題ではない。それは必ず他の地域へ影響を与えることになる。地球を一つの生命体と見るなら、それは当然の流れで、私にとって、それは便通が悪くなると肌が荒れるのと同じくらい自然な成り行きに思える。

 

一体感。

 

みんな繋がっている。地球だけじゃない。人の体も同じ。

その証拠と言えばなんだが、難しい理論なんて知らなくても、健康になればアトピーなんて簡単に消えるじゃないか。アトピーだけを治す努力よりも、健康になるための行動を続ける方が上手くゆくじゃないか。

だからアトピーだけを治す特別な治療なんて不自然だし、もっと言えば、そんなものはどんなに研究したって発見できっこないんだ。

みんな繋がっている。

目には見えないけれど、何がどう繋がっているのか説明は出来ないけれど、でも全ては繋がっている。私にはそんな風に思える。

一体感が良くて、分離感は駄目と言うつもりはない。

しかし今まで生きてきて、分離感には限界があるが、一体感には限界が無いように感じる。一体感で過ごしている時間は心地よく、分離感を抱きながら過ごしている時間は心地良さが持続しない。

ともかく、アトピーを治した経験が様々な影響を私に与えている。

 

真価が問われるのは実践

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十津川温泉 庵の湯から

ここ数年、悩まされ続けていた慢性腰痛の原因がほぼ特定できた。

それは同時に、今までの治療が全く的外れだったことを知ることでもある。

具体的に言うと、

腰が痛いから腰を揉む。
そして、その腰の周りの筋肉が張るから、そこをマッサージする。

と言うことなのだが、多分、これが大きな間違いだった。

推測するに、私が自分の腰痛を治すにあたって、今後、腰には指一本触れることはないだろう。理由は簡単で、そこには痛みの原因が無いからだ。

では、痛みの原因はどこにあるのか?

意外かもしれないが、それは「お腹」。
もう少し具体的に言うと、それは「大腰筋」と呼ばれるお腹の筋肉だ。

この筋肉は上半身と下半身をつなく筋肉で、姿勢のためにもっとも重要なインナーマッスルと言われている。

要するに、この大腰筋が委縮すると、骨盤の位置がズレて腰痛を引き起こす。

腰痛の全ての原因がコレだとは言い切れないが、私に関する限り、腰痛の原因はほぼこれで間違いない。

これで原因は分かった。
対策も自分なりに見えている。(つもり)

さて、あとは実践あるのみ。

ところが、実践してみると、考えていたこととは違うことが起こるかもしれない。
予想できなかったハプニングに出くわすかもしれない。

でも、これが実践。と私は思っている。

それから、私は面倒なことが大嫌いで、難しいことを続けるスキルは一切持ち合わせていないので、そうなると実践する内容も極めてシンプルかつ時間を要しないことが前提となる。(空いた時間でちょこちょこやるのは平気)

継続。
私の場合、これにはシンプルかつ時間を要しないことに限定される。

これは、アトピーを治す時も同じだった。

でも、きっと大丈夫なのだ。

アトピーにせよ、慢性腰痛や肩こりにせよ、深刻になるような身体的な努力はそもそも要求されていない筈。それより大切なのは意識。多分、こっちなのだ。

例えば

腰痛なら、その原因である大腰筋を常に意識していること。
肩こりなら、その原因である肩甲骨を常に意識していること。

そして、
アトピーなら、その原因である胃腸の働き(皮膚ではなく)を常に意識すること。

そんな風にして、今が正常だと思い込んでいる脳に対して指令を出し続ける。
そして、それを習慣化させる。それがきっと慢性病を卒業することに繋がる。

卒業する。元に戻らない。

アトピーを卒業する。腰痛を卒業する。
結局、何だかんだ言っても、大事なのはここだと思う。

 

 

原因はそこじゃない!

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十津川村 武蔵地区の小学校跡

ここ数か月、肩こりに悩まされていた。

今まで肩こりなんて他人事と思っていたが、実際なってみてその辛さが分かった。
この肩こり、実は思い当たるフシがある。それは腰痛だ。

私は過去、何度かギックリ腰をやっていて、その影響からかここ数年は腰痛が慢性化していた。で、何度が病院で診て貰ったのだが、結果はいつも「骨に異常はありません」。

骨に異常が無くても腰が痛いのは事実なので、湿布と痛み止めを処方して頂くのだが、当然、コレで治る筈もなく、次はお決まりの接骨院へ。

ここではマッサージ中心の治療だが、確かにその時は効く。と言うか、楽になる。
だが、それが2・3日も経つと元の木阿弥。見事に痛みは復活する。で、またマッサージをして貰いに接骨院へ。この繰り返し。

ところで、この流れ。何かに似てないか?

皮膚が痒くなればステロイド。ん?アトピーと同じやん!
アカン、アカン、この流れは!

と言うことで、肩こり&腰痛と真正面から向き合うことに。
他人任せにせず、「自力で治したる!」と孤軍奮闘。

すると、少しずつ見えてきた。

肩が凝るのは、肩が原因ではない・・・
腰が痛くなるのも、腰が原因ではない・・・

肌が痒くなるのは皮膚が原因ではない。やっぱり!アトピーと同じや!

肩が凝るのは、肩が凝る原因を作っている犯人が他にいるから。
腰が痛くなるのも、腰が痛くなる原因を作っている別の犯人がいるから。

原因はそこじゃない!

この視点から、凝っている左肩とは全然違う筋肉をストレッチ。

すると数日後。

「消えてるやん・・・」

痛みは見事に消えた。が、これで喜んでいると、多分、アトピー同様、時間が経てば痛みはきっと再発するのだろう。

どうすればいいんだ?

行き着いた結論はコレ。普段の「姿勢」。

肩こりや腰痛を治すのに、特別な治療法なんてきっと無い筈なのだ。
それより生活習慣を見直す。例えば座る姿勢を正すとか、多分、そうことなのだ。

肩こりと腰痛が完治したら、みんなに報告しよう!

 

満ち足りた感じのワケ

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十津川村のトトロ

1月2日、日帰りで妻と十津川村へ。

 

お目当ては、いつもの源泉かけ流し温泉。泉湯。
このお湯にはいつも癒される。片道2時間半の道のりも苦にならない。3日経った今でも肌はスベスベしている。

昼食は、十津川村で唯一のお好み焼き屋さんへ。
このお好み焼き屋さん。以前、出川哲郎の「充電させてもらえませんか?」で知って、一度行ってみたかったのだが、今回、その希望が叶った。

 

いつも思うのだが、十津川村の人は総じて親切で優しい。そして人情味がある。

この店のご主人もそうだった。

十津川村の話をお聞きした後、「もしよければ・・」と言って、お好み焼きを頬張っている私達に、煮込んだ猪肉と大根を差し出して下さった。

絶品! 猪肉は全く臭みがなく、分厚く切られた大根は芯まで味が染みていた。

「なんだこの満ち足りた感じは?」

妻も満足気な様子。私は、しばらくこの満ち足りた感じの理由を考えていた。

すると、なんとなく浮かんだ言葉は「一体感」だった。
私もあなたも一緒。多分、この感覚だ。

「私はこんな良いモノ持ってるよ!」「あなた、持ってないでしょ?」
「俺ってこんなに凄いんだぜ!」「お前達とは全然違うだろ?」

この村に来ると、そーいう「分離感」が吹き飛んでしまう。

民主主義と社会主義、善と悪、敵と味方、アメリカとイラン。
この村にいると、不思議とそいう主義主張みたいなものがどうでもよくなる。

みんなでお金を出して「吊り橋」を掛ける。みんなで協力して「飢え」をしのぐ。
この村には、そういう歴史がある。

店を出る時、またご主人からひとこと。

「良かったら持って帰って」

それは、木の実でできた手作りの「トトロ」だった。
この「トトロ」。よく観ると表情がみんな違っていた。

表情はみんな違う。

でも、そこで感じたのはやはり一体感だった。

 

 

移り変わり

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生駒山麓公園

「令和」への改元があった今年も終わろうとしている。
元号が変わっても、世界では紛争があり、日本でも災害は多発した。

 

中島みゆきの「時代」の歌詞が好きだ。
アトピーが酷かった頃、よくこの歌詞に励まされた。

今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ

 

「嘘だ!」「俺にはそんな時代なんて来ない!」
  

そう思ったことは一度や二度ではなかったが、今ならこの歌詞の意味がわかる。

 

例え今日は果てしも無く 冷たい雨が降っていても まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いを繰り返し 今日は倒れた旅人たちも、生まれ変わって歩き出すよ

移り変わり。

人も、人の体も、人の心も、時代も景色も、何もかも全てが移り変わる。
今年、楽しかったこと。悔しかったこと。悲しかったこと。嬉しかったこと。
そんな感情も、すべて移り変わるのだろう。

そんな移り変わりの中で、人との出逢いを大切にしたい。

何かを短時間で同時に処理する能力はもういい。
それより、ひとつひとつ気持ちを込めて丁寧に接する時間を大切にしたい。
そして「欲しいもの」ではなく、本当に「必要なもの」だけを側に置きたいと思う。

皆さん。今年もありがとうございました。
新しい年が皆様にとって良い年でありますように。